ジュニアサッカー育成における「1万時間の法則」の重要性とは?

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皆さんは”1万時間の法則”を知っていますか?

1万時間の法則と言われてもなかなかイメージしにくいのではないでしょうか?

しかし、世界に通ずるサッカー選手になるためにはこの1万時間の法則が必要不可欠といわれています。

そこで今回はジュニアサッカー育成と1万時間の法則の関係性についてご説明いたします。

1 1万時間の法則とは?

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1万時間の法則とは、イギリスの作家「マルコム・グラッドウェル氏」よって一般化された理論で、どんな分野においても一流になるには「1万時間の練習や実践が必要」というもの。

かのモーツァルトやビル・ゲイツなど「偉人」と呼ばれる人々もまた、この1万時間の練習や実践を達成したことによって成功したといわれています。

つまりサッカーだけでなく、どの分野においてもこの1万時間の法則が密接に関係しているといえます。

2 ジュニアサッカー育成においての重要性とは

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ことジュニアサッカーの育成においては、「1万時間の練習をどれだけ早く達成できるか」がとても重要なポイントといえます。

一般的に、一流のサッカー選手として活躍できる平均年齢は25~26歳までとすごく短命です。

仮に20歳になってようやく1万時間の練習に達した場合、プロとして活躍できるのはおよそ5年程度しかありません…。

つまり、早期からサッカーの育成をしておくことで、より1万時間の練習の達成が早くなり、結果、一流のサッカー選手として長く活躍することができるようになるのです。

3 1万時間の法則には”密度”が大切

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同じ1万時間練習したとしても世界で活躍できる人とできない人には大きな違いがあります。

例えば、同じ時期に新入社員として一から仕事を覚えていったとしても、人によって進捗具合は変わりますよね。

ある人は役職まで出世したのに、ある人はいまだに平社員なんてこともよく聞く話なのではないでしょうか。

同じ1万時間を費やしたとしても、当然ながら時間の使い方や質を意識しているかいないかで大きな差がでてきます。

世界に通用する選手になるためにも、しっかりとこの密度を意識して練習することが大切です。

具体的に下記でみていきましょう。

3-1ボールタッチの意識が大切

ジュニアサッカー育成においてボールタッチは非常に重要なポイントです。

ボールタッチが上手くなることはサッカーの技術が向上したといっても過言ではありません。

例えばドリブルやトラップ、シュートなど…。

サッカーで行う動作にはどの動作にもボールタッチが絡んできます。

練習する際にボールタッチを意識することでより質の高い1万時間の練習に繋がるのではないでしょうか。

3-2 時間効率も大切

一列に並んでのポストシュート。

日本におけるジュニアサッカー練習ではよく目にする光景ではないでしょうか?

しかし、最先端といわれる欧州のジュニアサッカーでは自分の番が来るのを並んで待っている時間が無駄になってしまうという理由からあまり行われないようです。

例えば、パス練習とシュート練習を融合し、練習をサーキット形式のようにするという工夫もあるんだとか。

決められた時間内で何ができるのかをしっかり考えたプレーも、当然ながら時間効率への観点です。

時間への感度も、個々の練習密度を上げるためには重要なポイントといえます。

4 機会やロケーションも大切

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ジュニアサッカー育成にとって機会やロケーションも大切なポイントです。

子供の可能性は無限大です。

しかし、知らず知らずのうちに子供の行動を制限してしまっていませんか?

例えば、子供がサッカーボールに興味を持ち始めたが、まだ早いと勝手に判断してしまい、結果、子供の可能性を狭めてしまっているなんてことも…。

逆に子供が興味をもったサッカーボールを与え、ボールに触れさせる機会を作ったとしたら、幼い年齢にも関わらず彼らは驚くほどのレベルに達するでしょう。

つまり、ジュニアサッカーにおいて、サッカーに触れる機会やロケーションはとても大切といえます。

そのため、一流のサッカー選手になるためには親やコーチのサポートも必要です。

まとめ

今回は、ジュニアサッカーにおける1万時間の法則の重要性についてご説明いたしました。

どんな人でも生まれつきの天才はいません。

どんな人にでも、世界で活躍する選手になれる可能性があります。

自分は多分天才ではないから…。と諦めてしまう前に、まずは1万時間の練習にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ただし、闇雲に1万時間の練習をしても、世界に通用するわけではありません。

世界で活躍する選手になるためには、しっかりと時間の使い方や質を意識して練習に臨むことが大切です。

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